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03November 07, 2018

ZURICH TO TOKYO XXX

2018.8.8 Wed. Release Limited “888”

30 Years Anniversary Bag With Freitag

2018年8月8日、ZUCCaは創設30年を迎えました。これを記念し、この日のために特別にデザインされた、FREITAGとZUCCaによるアニバーサリーバッグを888個限定で発売しました。

2018年8月8日、ZUCCaは創設30年を迎えました。これを記念し、この日のために特別にデザインされた、FREITAGとZUCCaによるアニバーサリーバッグを888個限定で発売しました。キーストラップとしても使える付属のストラップで、バックパックにもなるFREITAGの便利なトートバッグ F261 MAURICEをベースに、30とKISSを意味する「XXX」と、ZUCCaに縁の深い数字と無限∞の可能性を意味する「888」を組み合わせたグラフィックを、FREITAG初となるシルクスクリーンでプリント。感謝(今までありがとう、そしてこれからもよろしく!)のメッセージを込めたスペシャルバッグです。ひとつひとつ手作業によって生み出される唯一無二の美しいバッグたちは、888通りの表情があります。お気に入りのひとつをぜひZUCCaで探してみてください。

FREITAG × ZUCCa
30 YEARS ANNIVERSARY BAG
888 LIMITED

発売:2018年8月8日(水)
価格:21,000円+税
限定 888個 *限定ラベルにシリアルナンバー入り

展開店舗:全国のZUCCa、CABANE de ZUCCa、HUMOR SHOP(東急プラザ表参道原宿店は除く) *ECでの販売は行いません

About F261_MAURICE
長いハンドルのついたトートバッグは、シンプルでエレガントなバッグです。しかし、場合によっては危険を伴うことがあります。例えば、あたなの友人が何本かビールを飲んで自転車に乗って帰宅するときに、ハンドルにかけたトートバッグがブラブラしていたら、結末はハッピーエンドではないのが目に見えます。ですが、すべての物事には裏があるように、この場合のような緊急事態や事故は、FREITAGのバッグを開発する者たちの能力を最大限に引き出しています。何十年もの間、変わらないクラシカルなトートバッグに、単純にショルダーストラップにカラビナを取り付けたことによって、新しい機能性を持たせました。安全に自転車に乗れるようバックパックとして、そして両手をフリーにしてワイルドなジェスチャーやハグをすることも可能にします。

F261 MAURICE
BACKPACKABLE TOTE
L320×W360×H85mm
9.5L

バックパックとしても使用可能な、リサイクルトラックタープ(幌)製のシンプルなインナーポケットとストラップが付いたトートバッグ。

—革命的なグローバル・イノベーション:両ハンドルに右腕を通し、左腕を付属のストラップに通せばバックパックとして使用することが可能。
—トートバッグとして使用する場合は、ストラップをバッグポケットにいれることが可能。また、ストラップに鍵、財布、あるいはチワワを安全に繋ぐことも可能。

About FREITAG
1993年、スイスはチューリッヒ。それぞれ商業ディスプレイ、グラフィックデザインの世界で活躍していたMarkusとDanielのFREITAG兄弟が、機能性と防水性に優れた丈夫なバッグを自ら創ろうとしたことからすべては始まりました。当時彼らが住んでいたアパートの目の前を横断していたフリーウェイの分岐点を往来する色とりどりのトラックにインスパイアされ、使用済みのトラックタープ(幌)、自転車のインナーチューブ、廃車のシートベルトを使ったメッセンジャーバッグを創りました。アパートのリビングで産声を上げたインディビジュアルでデザイン性のあるFREITAGのバッグは、全く意図せぬかたちで全世界に衝撃を与えることとなりました。今では、世界中のアーバンサイクリストの生活幅を広げるために、そして、ユーズドの素材に新たな命を与えるために、チューリッヒにある工場では機能性のあるバッグや小物を60種類以上生産しています。

トラックがバッグになるまで
古いトラックの幌は、FREITAGのF-actoryで非常に複雑な5つのステップを踏み、機能性に優れた一点物のバッグへ生まれ変わります。

ステップ1:幌の調達
道路に並ぶトラックの群れからはイメージしづらいかもしれませんが、古いトラックの幌を手に入れるのは決して簡単なことではありません。状態の良いものを見つけるのは特に困難です。FREITAGの素材調達は、グレンコアではなくハードコア。つまり、グレンコア社(スイスの商品取引商社)に委託せず、自分たちの手でひたすら懸命に素材を調達しています。幌を調達するのは、5人のバイヤー(通称トラックスポッター)です。F-Workerと呼ばれる200人のFREITAG従業員が、暇を持て余すことも生活に困ることもないよう、年に460トンもの幌が「Nœrd」(チューリッヒ・エルリコンにあるオフィスとファクトリーの機能が集約された本社ビル)に運び込まれます。幌の仕入れ先は、トラックの運転手や運送業者です。トラックスポッターは、人気の高い色を持つ上質な幌を手に入れるため、ひっきりなしに電話をかけたり、トラック雑誌をチェックしたり、ヨーロッパ各地のサービスエリアを回ったり、仕入れに奔走しています。

ステップ2:幌の解体
幌を加工するためには、まず解体しなければなりません。しかし、大きくて汚い幌を解体するのは、とても大変なこと。この巨大なモンスターをR.I.P.(リサイクルされた個々の製品)に生まれ変わらせるには、男性たちの力が必要となります。作業は、FREITAGバッグに使用しないアイレット、ストラップ、ベルトなどを取り除くことから始まります。次に、たくましい男性従業員が、2つの裁断テーブルに広げられた幌のポテンシャルを、ひとつひとつ鋭い目利きで吟味していきます。そして、その目利きよりもさらに鋭いナイフで、幌をたたき切ったり、裂いたりして、上質な部分だけをカットします。2.4メートルの標準サイズにカットできたら、折り畳んで洗浄チームに渡します。もちろんカットされた使用されない部分は、素材ごとに分別されてリサイクルされますのでご安心を。

ステップ3:洗浄
Nœrdの地下室は、一見すると伝統的なランドリールームと同じように見えるでしょう。しかし、そこで行われる作業はランドリールームとはまったく異なります。ここで、バッグを清潔にするのは言うまでもありません。「使い古した」素材を「風格のある」素材にし、「古い物」を「ヴィンテージ」にレベルアップさせること。使用するのは、1日1万5千リットルの雨水とFREITAGの秘密の洗浄剤。古い幌が持つ真の美しさを引き出せたら、乾燥させて色ごとに丸め、バッグデザイナーに渡します。

ステップ4:バッグデザイン
競合他社が「裁断」と呼ぶ工程は、そのほとんどが東アジアで機械を使って行われています。しかし、FREITAGでは人間の手、頭、感性を使いスイスのNœrdにて裁断されます。バッグデザイナーの役目は、唯一無二の美しい製品を生み出すこと。これはクリエイティブさを必要とする骨の折れる仕事です。型とカッターを使い、幌の模様や傷、汚れなどを最大限に活かした最も美しい部分を切り取ります。その後、他の部分もきちんとそれに合うようにカットします。

ステップ5:仕上げ
F-actoryでは、見本品とテストバッグのみが縫製されます。販売用のFREITAGバッグは、長年信頼関係のあるスイス、チェコ、ブルガリア、フランス、ポルトガル、チュニジアのパートナーのもとで作られています。彼らは厚い幌を丁寧に縫製することができる熟練の技の持ち主です。バッグがスイスのNœrdに戻ってきたら、すぐに検品を行い、きちんとできているかをチェック。検品が済んだら、FREITAGの秘密のカラースキームに沿って製品を選び、箱に詰めます。